年份：1984
地区：日本
更新：2025-02-27
导演：宫崎骏,御厨恭辅,奥田诚治,富泽信雄,早
主演：广川太一郎,富田耕生,麻上洋子,大塚周夫,千田光男,增冈弘,饭塚昭三,土井美加,今西正男,辻村真人,高桥美纪,堀川亮,佐佐木留恩,神谷明,田中真弓,加藤正之,向殿麻美,山田荣子,横泽启子,永井一郎,伊井笃史,纳谷六朗,野泽雅子,泷口顺平,横尾麻里,上田敏也,泷泽久美子,广濑正志,古田信幸,田口昂,塚田正昭,西川几雄,羽村京子,松尾佳子,岛田敏,松井菜樱子,速水奖,难波圭一,村松康雄,石森达幸,北村弘一,藤本让,高岛雅罗,塚濑纪子,加藤治,峰惠研,及川瞳,西宏子,玉川纱己子,青木和代,曾我部和行
宫崎骏导演了其中第2、4、5、12、17和26集
あまりにも有名なコナン・ドイル作『シャーロック・ホームズ』シリーズが原作。1981年、イタリア国営放送ＲＡＩとの合作として製作がスタートした。 キャラクター全てを犬にするというユニークな設定で、原作のエピソードを取り入れながらも、スラップスティックなコメディとして楽しい作品に仕上がった。全26話中、６話（放映順とは異なる）を製作した時点でイタリア側の事情で製作が一時ストップし、84年に続く20話を製作、84年11月からテレビ朝日系列で放映された。
推理ドラマとしてより、コメディとしての色合いが強くなったためにクローズアップされたのが、モリアーティ教授。部下のトッドとスマイリーともども、ホームズの宿敵として毎回のように大活躍する（と言うか、毎回ホームズにしてやられる）。憎めない悪役として、大塚周夫が持ち味を発揮した。主役のホームズは、広川太一郎がまさに軽妙洒脱、ちょっとクセのあるインテリ中年を怪演している。声の出演は他にワトソンを富田耕生、ハドソン夫人を浅上洋子が演じた。
監督にはスタート当初の６作品は宮崎駿、他の20作品は御厨恭輔が当たった。作画監督は近藤喜文、山内昇寿郎、丹内司、友永和秀他。メインキャラ以外にも、各話に登場する個性豊かなゲストキャラが魅力たっぷりに描かれている。キャラクターだけでなく、クラシックなメカの楽しさも特筆もの。ホームズの愛車、プロト・ベンツ他、複葉飛行機、蒸気機関車、気球など、さまざまな乗り物が毎回スピード感と迫力あふれる追いかけっこを演じてくれる。また、モリアーティの発明品も見逃せない。ゴージャスなニセ金プレス機から、テレビショッピングで手に入りそうな筋力増強トレーニングマシンまで、毎回モリアーティの自称“芸術的才能”が編み出したメカが楽しめる。
なお、放映話数第５話の『青い紅玉』と第９話の『海底の財宝』は、テレビ放映に先立って86年８月に映画『風の谷のナウシカ』の併映作品として上映された。この際のメインキャラの声優は、テレビ版とは異なっている。